『オールド・テロリスト』 ― 2020年05月06日 03:30


オールド・テロリスト 村上龍

『オールド・テロリスト』 文春文庫 2018年 1月10日 第一刷
 文庫版本編 644ページの大作、2020年 5月5日に読了。 解説:田原総一朗氏

 久しぶりに「大作」を読了しました。小池百合子の『恋』、宮部みゆき『名もなき毒』以来の文庫版での大作でした。最近がっちりした読書から遠ざかっていたので久しぶりです。
 ちょっとタイムリーに「変化の時代」をちょいと考えさせられるテーマで読ませてもらった気がしております。政治の無作為、かと言って侮れない国家権力のあり方などなど、このコロナ禍で感じた「変革の兆し」を別の面から考えさせられたような気がしております。

 「晴れているので、モーツァルトでもいいでしょうか?」 
 「まあ、晴れた日に、モーツァルトのクラリネットとかホルンとかの協奏曲を聞くというのは、定番と言えば、定番ですけどね」 (本編 440ページ)

 文藝春秋で連載されている頃に、たまたま買った1冊(2014年)に上記のくだりがあり(実際に読んだのはそれから数年後、たぶん2018年頃か、クラリネット協奏曲 K.622を聴いたあとのはず)、このひとことで村上龍が気に入ってしまった次第です。

鍵盤出してみた。 ― 2020年04月28日 19:41

昨年引っ越しの時に実家に「退避」させていた鍵盤楽器、半年ぶりに出してみました。音楽の基礎の基礎、学習再開です。

αJUNO-2 ROLAND 三十年前に買ったシンセです。

とりあえず、Adagio 楽章の主旋律を追ってみています。 コロナ休みのおかげでできること、と言えばそういうことになりますね。 キッカケはなんであれ!

『鐘のロンド』大好き? ― 2020年04月09日 00:56

新型コロナウイルス騒ぎのさなか、とても気に入った曲を見つけてしまいました。

 ミニコンポを置いてあった場所を整理して、カセットデッキ・MDデッキを再配置して古いカセットを聴きながら整理してて見つけた曲。なんのメモも残してなくて「一体誰の曲?」って思っていたらエアチェックの最後に曲目紹介のナレーションも録音残してたので判った次第。(注:エアチェックとは、FM放送をカセットテープやMDにリアルタイムで録音すること)

 ニコロ・パガニーニ (1782-1840 没57歳)
 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ロ短調 作品7  YouTube(約30分)

WikiPediaに載っている逸話の中で気に入ったのが、国外での初演がウィーンで3月29日(私の誕生日!)みたいで、シューベルトが家財を売ってまでしてチケットを買って聴きに行ったというエピソード。「アダージョでは天使の声が聞こえたよ」と言って感激したんだそうです。もっと有名なのがリストで、初恋に破れ沈んでいた20歳の時にパガニーニの演奏を聞いて「僕はピアノのパガニーニになる!」と奮起し超絶技巧を磨いたという逸話もある。「ラ・カンパネッラ」の名はリストの方でむしろ有名ですね。

フランツ・リスト「パガニーニによる大練習曲」1838年(1851年に大改訂)

パラダイム・シフト? ― 2020年04月07日 00:35

先月前半に「再構築」して少しばかり書いて放っぽりだしてしまっていたこのブログでした。その間にとんでもないことになってきていますね。ダウントン・アビーのご縁で「スペインかぜ」の記録を事前にネットで観ていたおかげで、今回の件はまだまだ冷静に観られています。感染数および死亡者数たるや、ちょっと想像も追いつかない結果だったからです。 参考情報は こちら

正直最初は他国のモノと思っていた「新型コロナ」がここまで我々の生活に忍び込んでくるとは思っていませんでした。今日、緊急事態宣言ですか、いよいよ来ました。それにしても、政治の対応は政府・東京都ともにまったくもっての失敗続きです。文科大臣・首相・官房長官・都知事はもう顔も見たくないです、次の選挙ではぜったいに去って欲しいです。

しかしここは「考えどころ」であることも事実。今までの生き方を変えるチャンスかもしれません。もちろん生き延びたら、のお話ですが。人がたくさんいる都会での生活から逃れるいいチャンスかも知れないな、なんて思い始めている今日このごろ。田舎で「半」自給自足の生活を真剣に考えてみたくつつあります。実際問題、遅かれ早かれ田舎問題(田畑のお世話)に直面する我が身でしたが。ここはちょうど良い契機になりそう。今までの考え方が、自分の狭い範囲だけでなく、社会そのものも含めて大きくパラダイム・シフトしそうな気がしています。

さて私のケースはどのように進展するのでしょうか、乞うご期待!

KV379 18世紀版にて ― 2020年04月06日 00:25

この曲、かなり思い入れが強くなってしまっています。

YouTubeで ムターとオルキス の演奏で大のお気に入りになったので、ちゃんとCD音源も欲しいなと思って図書館検索したら、1枚だけありました。それがたまたまフォルテピアノとバロックバイオリンによる古楽演奏だったのですが、どうもその音源が私の頭の中の「標準」になっていて、この曲はフォルテピアノでないとしっくりこなくなりました。本当はオルキスの現代版ピアノが「出色」なんですけどね。(1行目でリンクした音源ちょっと音飛びが数ヶ所あるのが残念ですが。)

KV379 ソナタ 第35番 ト長調 (解説は こちら を)
フォルテピアノとバロックバイオリンの演奏はこちらを。
I.  Adagio ト長調 2/4 ソナタ形式(再現部 Allegro ト短調 3/4)YouTube
II. Andantino cantabile 2/4 主題と6変奏     YouTube動画